地域医療の立て直しへ、地域医療再生基金を設置。
尾張地区を選定し、病院連携による救急医療の整備を進めました。
診療報酬の2回連続プラス改定や、公立病院を運営する県・市町村への地方交付税増額も実施。
平成22年度には一宮市民病院・あま市民病院など、公立病院の過半数が黒字になりました。
「ねんきん特別便」などで年金記録の統合を進め、1,300万人1.6兆円分の年金記録を回復。
紙台帳とコンピュータ記録の照合も行いました。
「消えた高齢者」問題では、医療・介護保険の記録から「消えた高齢者」を洗いだし、本人死亡なら年金支給を停止するなどの対策を実施。
年金積立金を毎年1兆円強消化する特例措置も段階的に解消。
年金制度の早期破綻を防止しました。
安心して働けるルールづくりへ、雇用・労働関係の法整備を進めました。
有効なワクチンが開発された子宮頸がん・Hib・肺炎球菌の予防接種への助成をスタートし、大幅に負担が軽減されました。
ポリオワクチンは、危険な副反応が格段に少ない不活化ワクチンの導入を前倒し。
妊婦健診の公費負担も、一般に必要とされる14回分へ拡大。
不妊治療への助成も拡充しました。
子育て支援・教育の充実は、社会保障であり同時に未来への投資です。
石油などの天然資源の乏しい日本が生き残る道は、人への投資しかありません。
20年後、30年後を担う世代を育てることで、将来の安心・安定にもつながります。
文部科学省の予算が、国土交通省の予算を上回ったのは、民主党政権の3年間だけ。
安倍内閣で逆転、「人からコンクリートへ」の予算です。
ムダづかいをなくし、天下り対策など、行財政改革を進めました。